2006年、マクスウェル生誕175周年を機にエジンバラ王立協会によって建設が企画された彼の初の銅像が、その2年後の11月、エジンバラの新市街George Street東端に設置、除幕と相成りました。
マクスウェルは椅子に腰掛けて、ケンブリッジのトリニティカレッジ時代の写真(若!)のようにcolor wheel(回転混色板)を手にしています。足元に控えるのは彼の愛犬のテリア(何故かその名は代々トビー)です。
台座側面の彫刻にはギリシャ神話の神々と共にニュートンやアインシュタインを表す人物が彫り込まれています。りんごを持つとか、もしゃもしゃ頭で舌を出してたりしてくれるとわかりやすいのに(^_^;)
制作したエジンバラ出身の著名な彫刻家Alexander Stoddart氏は博識な方で、彼のアイデアによってこの銅像には「熱力学の第2法則」が隠されているのだとか・・・
その箇所は矢印の、椅子の鋲が外れて無くなっているところと、傷んで緩んだ靴紐だそうです。知識の有る方は、じっくり眺めて「ほぉ、」と思われるのでしょうね。
1 件のコメント:
長い年月のうちに山は崩れて平地になり、石は崩れて砂になる。乱雑に散らかった部屋を掃除したり片付けるのは
エントロピーの法則
に反する虚しい行為だから、自然に放置しよう。
と思っていたこともありました。
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